2009年度社団法人日本青年会議所東北地区山形ブロック協議会第42回会員大会鶴岡大会

2009年度 社団法人日本青年会議所 東北地区 山形ブロック協議会 山形ブロック会員大会鶴岡大会 大会趣旨

高田誠会長.jpg私たちの愛する美しき郷土「やまがた」は先人達から伝わる利他の精神「OMOIYARI」の心が脈々と受け継がれています。
その精神を次世代に伝えていくためには、見識を持って先見性を磨き、時代認識の眼と心を養い、青年らしく正々堂々と、自分に恥じない、そして子どもたちに誇れる生き方を実践していくことが大切です。
そうした意識が拡がることで 更に地域に対する愛着が深まり、「OMOIYARI」の心があふれる「やまがた」につながっていくのではないでしょうか。創造力ある感性豊かな人材育成を望み、自分を磨き、更に自己進化するための場が会員大会ではないでしょうか。

会員大会が開催される鶴岡市は、江戸時代には庄内藩の中心地として栄え、藩校致道館、出羽三山神社など史跡・観光名所も多く歴史と文化の織り成す城下町です。
伝統に培われた文化のある鶴岡市は、昨年県内でも先駆けて大合併をし14万人という県内でも2番目に大きい市となりました。
今、映画撮影地などでも全国から注目を集めている庄内は鶴岡から、(社)鶴岡青年会議所主管のもと、「故きを温ねて新しきを知らば、以って師と為すべし」という温故知新の精神で、自己進化への挑戦をテーマに掲げ、自律したつよい「やまがた」の創造を目指し、第42回山形ブロック会員大会を開催いたします。

今、社会から求められる青年会議所の役割とは何でしょうか。
それは、いかなる時代背景にも負けない“つよい”指導力と行動力をもって、新しい世紀を切り拓く力を養うことではないでしょうか。
そのためには、「時代は変わる、いや変える」という確固たる信念をもって、自分自身の無限なる可能性に果敢に挑戦していくことです。

本大会は、歴史と文化の息づく鶴岡市の地域特性を活かしながら、多くの地域の方々にも参画していただき、この大会に携わる全ての方々にとって意義と価値のある大会を創ります。
そして、このような時代だからこそ「自己進化」の重要性をより深く感じていただき、自らの行動が自律したつよい「やまがた」を実現していくことを伝えていきます。
鶴岡から、私たちで創るこの地域の未来に夢と希望を与えられる大会にすることをお誓いし、第42回山形ブロック会員大会鶴岡大会の大会趣旨文といたします。


社団法人日本青年会議所 東北地区
山形ブロック協議会 会長 髙 田 誠



佐藤智信.jpgようこそ、歴史と文化が息づく城下町鶴岡へ。
15年ぶりにここ鶴岡で第42回会員大会を主管として開催させていただきますことに、社団法人鶴岡青年会議所全メンバーを代表し厚く感謝申し上げます。

ここ鶴岡は、2005年に1市5町村が合併し、北は遠く秀峰・鳥海山を望み、東に羽黒山、月山、湯殿山で構成する修験の山、出羽三山、南に国内有数のブナ林が広がる朝日連峰の山々に三方を囲まれ、西には海岸線が42kmにわたって続きます。
平野部は日本有数の穀倉地帯・庄内平野となっており、水稲をはじめ、だだちゃ豆や庄内柿、砂丘メロン、多彩な花卉など多くの作物が作られている地域です。
また歴史・文化財も多く、羽黒山は国宝の五重塔をはじめ、ミシュラングリーンガイドで三ツ星の杉並木や合祭殿があり、東北で唯一現存する藩校「致道館」、1000年の歴史を持つ善宝寺、それから、市内各地域で脈々と伝承されてきた黒川能や神楽、獅子舞といった伝統芸能。
鶴岡は、自然環境、食文化そして歴史豊かな市であります。

そして近年においては、荘内藩を題材にした藤沢文学やアカデミー賞外国語映画部門を受賞した「おくりびと」等などの作品が脚光を浴びたことで多くの観光客を迎えております。
庄内映画村をはじめとする鶴岡各地域が映画のロケ地として使用されるなどロマンも溢れる市となっております。

この大会を主管するに当たり、我々自らがこの鶴岡を再確認し、鶴岡の魅力を参加された皆様に存分に感じていただけるよう設営をしてまいります。
「つよいやまがたの創造」をするためには、なにが必要か、この鶴岡大会ではそれぞれ自分たちの住むまちを再確認し、まちの未来を創造するために自らがどう行動すればよいのか、おおいに考えていただきたいと思います。

山形ブロック協議会と社団法人鶴岡青年会議所メンバーが一丸となって、参加された皆様にとって記憶に残るそして、行動へ移すスタートの大会になりますように全力で取り組んでまいりますことを誓い申し上げ、開催地LOM理事長の歓迎の言葉とさせていただきます。

社団法人鶴岡青年会議所
第43代理事長 佐藤 智信



工藤.jpg18世紀後半、庄内藩9代藩主酒井忠徳(さかい ただあり)公は、藩の財政状況の悪化や貧困など、藩政の悪化に心を痛めておりました。
忠徳公はその藩政建て直しの一環として、庄内藩校「致道館」は文化2年(1805年)に作られました。
忠徳公は、致道館の趣意書(被仰出書 おおせいだされしょ)の中に、「天性」という言葉を使用しております。
「天性」とは生まれ持った才能のことであり、得手・不得手を見極めて生徒の性質にあった指導をすることを述べています。
鶴岡を訪れた国際日本文化研究センター所長(当時)の河合隼雄氏は平成9年9月の京都新聞の記事の中でこうお話をされております。
『致道館では庄内藩の子弟が学問をするのだが、その趣意書(被仰出書)を見ると、人間には「天性、得手不得手」がある。そして「天性の大なる者は大成し、小なるものは小成」するので、個々人の天性を見抜いて指導することが大切だと書いてある。
これを見て、「アレッ」と思ったのは、今、日本の教育界で大切な課題となっている「個性の尊重」ということが思い浮かんだからである。』

このたび、山形ブロック協議会第42回会員大会鶴岡大会を主管するにあたり、実行委員長としてLOMメンバーに伝えたいことは、鶴岡の歴史背景や風土などをを地元の人間として知らないままで「鶴岡に来てください」といっても鶴岡を説明できないだろうと。そのために、鶴岡もう一度勉強して、それをブロック内の多くのメンバーに伝えることによって自分自身を磨いてほしい。そしてこの大会を主管することで、自分の「天性」を改めて知り、高めること(花を開かせること)に挑戦してほしいということです。
その結果として、聞いた人は鶴岡を知ることとともに自分の住む町に対しても新たは視線を向け、いろいろなムーブメントが起きると思います。そして自分自身も自らの能力を高めて、あらゆる意識をより高いところにすることが、混沌とした現在の経済・生活を自分の力で打破できるのではないかと考えます。
そのために、JCとして自己満足だけで終わることではなく、自らを鍛え、友情を育むとともに地域からも認知され、慕われる存在、応援される存在になるべく、『 天性開花 』というスローガンを掲げました。

鶴岡のメンバーにとって、この大会を主管するということは、たくさんのチャンスがあります。
1つ目が、自分自身を変えるチャンスだということです。
もし、自分に閉塞感があるのであればその扉を開けて気持ちを楽にしましょう。それは自分次第に他なりません。明るく豊かな社会の実現を目指すのであれば、自分自身が明るくならなければなりません。人の話や物事を受け入れることも容易になるのではないでしょうか。
2つ目が何事にも挑戦できるチャンスだということです。
大人数で話すことに慣れていますか。数字や漢字が苦手という人はいませんか。パソコンが苦手という人はいませんか。他人から見れば小さいことでも、苦手意識がある人からすれば大変なことです。自分で調べてもわからなければ得意な人に聞いてみてください。その人はあなたの隣にいるはずです。その人は何とかあなたを導いてくれるはずです。それでもわからない場合は他のLOMのメンバーにも聞いてみましょう。少なくとも一人で悩むことはありません。そして得意なことは大いに挑戦しようではありませんか。
3つ目が創造する力を育むチャンスだということです。
鶴岡が会員大会を主管したのは実に15年ぶりのことです。現役メンバーに当時のことを知るメンバーは残念ながらいません。しかし、逆に自分たちが創造する大会に対しての前回大会からのルールなどは一切ありません。自分たちで考えたことができるということを忘れずに、実りあるあらゆる“創造”を作り上げることができます。
4つ目が仲間を作る、仲間を信じるチャンスだということです。
他LOMのメンバーに知り合いがいますか。相談できる・相談されるメンバーはいますか。せっかく年会費を払っていながら“井の中の蛙”になっていませんか。たくさんの和を作ります。

これらのことは、JCの中だけに限ったことではありません。地域はもちろん、会社・家庭に戻っても通用することだと思います。
そして、鶴岡のメンバーは鶴岡が考える『無限なる可能性へ』挑戦します。その意識の元で会員大会を主管します。
そんなメンバーを見に来てください。そして、この大会が基点となっていろいろなムーブメントに立ち向かう挑戦者になってください。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

山形ブロック協議会第42回会員大会 鶴岡大会
実行委員長 工藤 規行